ワンタイムトークン システムについて
オンライン決済 ASP のワンタイムトークンは、エンドユーザーが入力したクレジットカード情報を、ワンタイムトークン(別の文字列)に変換したうえで決済を行うことです。加盟店は、当社が提供するワンタイムトークンの JavaScript を加盟店サイトに組み込むことで、クレジットカード情報を保持せずに決済できます。
利用イメージ
利用可能な決済手段
クレジットカード決済 |
シーケンス
ワンタイムトークン取得から決済要求(ワンタイムトークン利用)API の流れは、以下のとおりです。ワンタイムトークン取得後の決済の流れの詳細については、API 型システム仕様書(基本仕様)を参照ください。
インターフェース
ワンタイムトークン システムのインターフェースは以下のとおりです。なお、フォーマットは API型と同様のXMLフォーマットを使用します。詳しくは、API 型システム仕様書(基本仕様)を参照ください。
ファイル | com_sbps_system_token.js |
---|---|
関数名 | com_sbps_system.generateToken |
接続先 | サービス開始時ご案内 |
---|
ワンタイムトークン取得 要求
オブジェクト名/関数名 | 項目名 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
tokenRequest | トークンリクエスト | ワンタイムトークン生成で必要となるプロパティを指定したオブジェクト | 加盟店サイトで取得したカード情報を設定 |
callback | コールバック | ワンタイムトークン取得後にコールバックする関数 |
ワンタイムトークンリクエスト
≪型について≫9:数値型(1Byte の 0~9)、X:半角文字列、M:マルチバイト文字列(BASE64 エンコード必須)
SEQ | タグエレメント名 | 項目名 | 桁数 | 型 | 必須 | タイプ | 設定内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | merchantId | マーチャント ID | 5 | 9 | ○ | 固定 | 加盟店を識別するID | 当社で指定 |
2 | serviceId | サービス ID | 3 | 9 | ○ | 固定 | 加盟店のサービスを識別する ID | 当社で指定 |
3 | ccNumber | クレジットカード番号 | 16 | 9 | ○ | 可変 | 0~9999999999999999(ハイフンはなし) | |
4 | ccExpiration | 有効期限 | 6 | 9 | ○ | 固定 | YYYYMM | |
5 | securityCode | セキュリティコード | 4 | 9 | 固定 | [0-9]の 3 又は4 桁 | 使用する場合には、加盟店での入力チェックをお願いします。 |
ワンタイムトークン取得 結果
オブジェクト名/関数名 | 項目名 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
response | レスポンス結果 | ワンタイムトークン情報結果オブジェクト | 当社で生成したワンタイムトークン情報を返却 |
レスポンス結果(正常時)
≪型について≫9:数値型(1Byte の 0~9)、X:半角文字列、M:マルチバイト文字列(BASE64 エンコード必須)
SEQ | タグエレメント名 | 項目名 | 桁数 | 型 | 必須 | タイプ | 設定内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | result | 結果ステータス | 2 | X | ○ | 固定 | OK:要求処理 OK | |
2 | tokenResponse | トークンレスポンス | ○ | 可変 | ワンタイムトークン情報結果オブジェクト | |||
3 | token | トークン | X | ○ | 可変 | |||
4 | tokenKey | トークンキー | X | ○ | 可変 | |||
5 | maskedCcNumber | クレジットカード番号 | 16 | X | ○ | 可変 | ||
6 | ccExpiration | クレジットカード有効期限 | 6 | 9 | ○ | 固定 | 送信されたクレジットカード有効期限 | |
7 | cardBrandCode | カード会社ブランドコード | 1 | X | ○ | 固定 | クレジットカード会社のブランドコード J:JCB ブランド V:Visa ブランド M:Master ブランド A:AMEX ブランド D:Diners ブランド X:その他 |
レスポンス結果(異常時)
≪型について≫9:数値型(1Byte の 0~9)、X:半角文字列、M:マルチバイト文字列(BASE64 エンコード必須)
SEQ | タグエレメント名 | 項目名 | 桁数 | 型 | 必須 | タイプ | 設定内容 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | result | 結果ステータス | 2 | X | ○ | 固定 | NG:要求処理 NG | |
2 | errorCode | エラーコード | 5 | X | ○ | 固定 | エラーコード一覧参照 |
エラーコード一覧
返却されるエラーコード体系は、以下のとおりです。
1-2 桁目 :種別を表します。※半角英数字 2 桁固定長
3-5 桁目 :項目を表します。※半角英数字 3 桁固定長
種別コード
コード | 種別 | 説明 |
---|---|---|
リクエスト情報に関するエラー | ||
03 | 必須エラー | 必須項目に値が指定されていない |
04 | 属性エラー | 許容文字属性不正 |
05 | 桁数エラー | 許容桁数(バイト数)範囲外 |
07 | 定義値エラー | 定義値外の値が指定されている |
サーバーで発生するエラー | ||
99 | システムエラー | 内部処理エラーが発生しました |
項目コード
コード | 種別 | 説明 |
---|---|---|
クレジットカード情報ワンタイムトークン生成 | ||
001 | マーチャント ID | |
002 | サービス ID | |
003 | クレジットカード番号 | |
004 | クレジットカード有効期限 | |
005 | セキュリティコード | |
999 | (該当項目無し) |
サンプルコード
ワンタイムトークン取得時のイメージは、以下のとおりです。
特記事項
ワンタイムトークンの有効期間
ワンタイムトークン発行から一定時間経過すると利用不可となるため、決済要求時直前にワンタイムトークン取得することを推奨します。使用不可となった場合は、改めて取得ください。
ブラウザ設定について
JavaScript の動作するブラウザを前提としています。JavaScript の動作しない環境については動作保証しません。
利用可能な暗号化プロトコルについて
当社が準拠する PCI DSS の定めにより「SSL 3.0」「TLS 1.0」は利用できません。
また、「TLS 1.1」に関しても暗号化方式としての脆弱性に指摘があり、将来的に使用を禁止される可能性が高いため、加盟店においては「TLS 1.2」を利用ください。